琵琶湖の力で育てよう!!

水草たい肥モニター募集について

 滋賀県と(公財)淡海環境保全財団では、毎年、琵琶湖の南湖を中心に異常繁茂する水草の刈り取り事業を実施しており、刈り取った水草については、たい肥化などの試験研究を行いながら、資源としての有効活用に取り組んできました。
今回、その取組の一環として、水草たい肥が「どのような作物と相性がいいのか」また、「どれくらいの使用量が適正なのか」などについて、広く県民の方々の協力をいただきながら実証試験を行うこととし、そのためのモニターを募集しています。
 ○水草たい肥モニター募集

 ◇水草たい肥モニターとは◇

 水草たい肥モニターのみなさんには、水草たい肥を使用し野菜などを栽培していただき、水草たい肥が「どんな作物に適しているのか」、「どれくらいの使用量が適正なのか」をモニターしていただきます。
 使っていただく水草たい肥は無料でお渡ししますが、作物の収穫後に報告書の提出をお願いしています。

水草の資源循環
 ☆水草たい肥モニターの申し込み、お問い合わせ先☆

     〒525-0066
      滋賀県草津市矢橋町2108淡海環境プラザ2F
      (公財)淡海環境保全財団
      TEL 077-569-5301 / FAX 077-569-5304
      E-mail info@ohmi.or.jp

 申込書はこちら( Word  PDF )  報告書はこちら( Word  PDF )

※水草たい肥モニターを希望される方へ

○別紙申込書により、当財団まで申し込んでください。

○ 水草たい肥の配布量は、プランター等へ利用する少量から軽トラックに積み込める程度の量までとしています。

○ 水草たい肥は無料でお渡ししますが、配布場所まで指定日時に取りに来られる方に限ります。

○ 別紙の報告書により、植え付けた作物やその生育状況、作柄等について、メール・郵送等により当財団まで報告書を提出していただきます。

○ 水草たい肥は、肥料分は多く含んでいませんが、弱アルカリ性(pH7.0〜8.0程度)で土づくりを行うための土壌改良材としての効果が期待されます。

水草たい肥成分
全カリウム K2O
w/w%
全りん酸 P2O5
w/w%
炭素率 (C/N比)
全窒素
w/w%
水含有量(含水率)
w/w%
0.35
0.45
8.75
0.55
41.5

○ お渡しするたい肥は、1年以上発酵させたものになります。

※ 水草たい肥は、下記事項に同意された方に配布します。

水草たい肥は、試験的な製品のため、特に以下の点にご注意願います。

○ 刈り取った水草をたい肥化するときに、混ざっていたゴミや石礫は極力取り除いていますが、取りきれなかったゴミや石礫が混ざっていることがあります。

○ 栽培する作物によっては、向き不向きがあります。

○ 水草たい肥には、雑草の種が入り込んでいる場合があります。

○ 申し込み多数の場合、たい肥の種類や量など、ご希望に添えないことがあります。

○ 万が一、耕作地や作物等に影響を及ぼした場合、当財団は責任を負いかねますのでご了承願います。

琵琶湖の水草繁茂の状況および滋賀県の取組

(繁茂状況・対策)
 平成6年の大渇水以降、南湖における水草の増加が著しく、夏になると南湖の湖底の約9割(45km2)を水草が覆う状況になっています。
 このため、湖流の停滞、湖底の泥化の進行、溶存酸素濃度の低下など、自然環境や生態系に深刻な影響を与えるとともに、漁業や船舶航行の障害、腐敗に伴う悪臭の発生など生活環境にも悪影響を及ぼしています。
 そこで、滋賀県では、南湖における水草繁茂状態を1930〜50年代の望ましい状態(20〜30km2程度)に近づけるため、水草の刈り取り事業を実施しています。

(水草有効活用)
 水草は、かつては農地への肥料や土壌改良材として利用されるなど、地域における資源循環サイクルの形成を担っていました。現代においても、琵琶湖の栄養塩を吸収して育つ水草を有効利用することは、琵琶湖の水質を良くするとともに、先人の知恵を活かし地域の資源循環を推進する観点からも大切なことです。そのため、刈り取った水草はたい肥化し、有効活用に取り組んできました。

(マザーレイク21計画との関わり)
 水草の刈り取りや刈り取った水草の有効利用は、マザーレイク21計画(第2期)の2本の柱である「琵琶湖流域生態系の保全・再生」や「暮らしと湖の関わりの再生」の取組です。
 特に、たい肥化した水草を広く利用していただくことは、「暮らしと湖の関わりの再生」の第一歩につながります。

モニター結果
2015年3月31日現在の水草たい肥使用結果