滋賀エコ・エコノミー推進事業

滋賀県低炭素社会づくり賞 H26年度受賞者

滋賀県低炭素社会づくり賞低炭素化事業部門受賞者に奨励金授与

 低炭素社会づくりに関する特に優れた取組を行った県民、事業者および民間団体の方々を表彰する滋賀県低炭素社会づくり賞表彰式が平成27年3月17日に県庁で開催され、今年度創設された「低炭素化事業部門」で4社、昨年度から創設された「事業者行動計画書制度部門」で8社が知事から表彰されました。
 淡海環境保全財団では、環境と経済の両立をめざすエコ・エコノミー事業の一環として、温室効果ガス排出削減に貢献する製品やサービスを生み出す優れた事業活動を表彰する「低炭素化事業部門受賞者」に50万円の奨励金を贈呈しました。
また、受賞者からは、開発した製品やサービスについてのプレゼンテーションがありました。

低炭素化事業部門受賞者は次の4社です。

  • 旭化成イーマテリアルズ(株) 電池材料事業部ハイポア工場
  • 株式会社 ケントム
  • 甲西陸運株式会社
  • 田中建材株式会社

H26年度受賞者

低炭素化事業部門

  • 旭化成イーマテリアルズ株式会社(守山市)
    電池材料事業部 ハイポア工場
  • 株式会社ケントム(犬上郡甲良町)
  • 甲西陸運株式会社(湖南市)
  • 田中建材株式会社(高島市)

事業者行動計画書制度部門

  • 株式会社イトーキ 生産本部 関西工場(近江八幡市)
    滋賀事業所
  • 株式会社ウィズ(大津市)
  • スターライト工業株式会社 栗東事業所(栗東市)
  • 太陽精機株式会社 びわこ工場(高島市)
  • 株式会社TKX 長浜工場(長浜市)
  • トヨタ紡織滋賀株式会社(甲賀市)
  • 株式会社日本デキシー 滋賀工場(愛知郡愛荘町)
  • 優水化成工業株式会社 滋賀工場(草津市)

低炭素化事業部門

温室効果ガス排出削減に貢献する製品・サービスを生み出す事業活動を行っている事業者を表彰
低炭素社会づくり賞低炭素化事業部門 受賞対象製品・サービス紹介

旭化成イーマテリアルズ株式会社 電池材料事業部 ハイポア工場(守山市)

<電気自動車、ハイブリッド自動車等に使用されるリチウムイオン二次電池用セパレータ「ハイポア TM」の生産>

  • ・電気自動車、ハイブリッド自動車等の環境対応車や電力貯蔵用途で需要拡大が予想されるリチウムイオン二次電池に不可欠な部品として、セパレータ「ハイポア TM」を生産。
  • 当該自動車等が使用される際の温室効果ガス排出削減に貢献。
旭化成イーマテリアルズ株式会社 電池材料事業部 ハイポア工場(守山市)資料1
旭化成イーマテリアルズ株式会社 電池材料事業部 ハイポア工場(守山市)資料2

株式会社ケントム(犬上郡甲良町)

<間伐材や剪定枝等を原料とした農業用土壌改良剤「炭彦」の開発・販売>

  • 県内の間伐材や河川の雑木、竹、剪定枝等を利用してバイオ炭を製造し、それを主原料とした農業用土壌改良剤を開発・販売。
  • 有機物であるバイオ炭の施用により、土壌への炭素貯留効果が期待される。
    また、バイオ炭にはメタンや一酸化二窒素の吸着効果もあるとされており、これらを通じ温室効果ガス削減に寄与。
  • 有機肥料との相乗効果についても地域の営農連合協同組合と連携のうえ実証実験を実施してきており、米の食味鑑定コンクールでの受賞等、生産物の評価も上がっている。
株式会社ケントム(犬上郡甲良町)資料

甲西陸運株式会社(湖南市)

<地産地消型再生可能エネルギーとしてのバイオディーゼル燃料の製造・活用および廃食油の直接利用>

  • 地域の給食センターや社員食堂、食品工場より廃食油を購入・回収し、社内精製プラントにおいて地産地消型再生可能エネルギーとしてバイオディーゼル燃料を精製。
  • 廃食油の集配車や自社の商品配送車における使用、地域温泉施設への販売により化石燃料を代替。
  • 地域のイベントにおける電源としてバイオディーゼル発電機を設置し発電。
  • 地域農家のハウス加温用に廃食油ボイラーを試験導入し、廃食油により A 重油を代替。
  • これらのバイオディーゼルや廃食油の利用により CO2 ゼロカウントに。

 

甲西陸運株式会社(湖南市)資料

田中建材株式会社(高島市)

<木質チップを混合した木質加熱アスファルト舗装「ハーモニーロードウッド」の開発・販売>

  • 建設廃材や森林・街路整備からの廃木質をチップ化、独自技術によりアスファルトと均一に加熱混合した舗装材の開発・販売。
  • 従来品と比べて軽量かつ透水性、断熱性、歩行性に優れ、また耐久性や経済性、施工性についても同等の水準を実現。維持管理に際しても、再加熱により再利用が可能。
  • 木質材料の利用により、道路へ CO2 を固定。再利用が可能なことから、ライフサイクル CO2およびライフサイクルコストの点でも従来品より低減。
  • 資源の有効利用、CO2 固定のほか、ヒートアイランド対策等に寄与。
田中建材株式会社(高島市)資料

事業者行動計画書制度部門

事業者行動計画書制度において、事業者行動計画書および報告書を提出した者のうち、事業活動における自社の温室効果ガス排出の量の削減に関して他の事業者の模範となる特に優れた取組を行っている事業者を表彰

株式会社イトーキ 生産本部 関西工場 滋賀事業所(近江八幡市)

  • 圧縮空気のエア漏れに対して、発見のポイントや修繕の進捗等の情報を「エア漏れマップ」として作成
  • 共有し、誰でも速やかに対応できる教育体制を推進している。
  • 「管理・改善ボード」や社内LANの活用により、エネルギー管理や省エネに関する情報
  • 意見を全社的に共有する仕組みを構築している。
  • 生産設備において、塗装乾燥炉の立ち上げ時間の見直しや塗装した物の吊り下げ方法の効率化など、独自の取組を考案し、実施している。

株式会社ウィズ(大津市)

  • 経営と省エネの連動を常に意識し、取締役と従業員とが一丸となって省エネルギーに取組んでいる。
  • デマンド監視計を活用し、最大目標需要電力量を常に意識している。
  • 1週間の天候や室温を勘案し、熱を発する設備に関わる生産計画や使用時間を調整する等、創意工夫のもと対策を実施している。

スターライト工業株式会社 栗東事業所(栗東市)

  • 製造現場も含めた省エネ推進体制を整え、事業所全体の生産設備再配置による集約化及び電気炉等の生産設備稼働時間の調整を行い、電力使用量や契約電力の低減につなげている。
  • 日々の電力使用量グラフを並べた「電気カレンダー」などによりエネルギー消費の特徴を把握・共有し、分析と削減対策の立案に活用している。

太陽精機株式会社 びわこ工場(高島市)

  • 各職場が責任を持って主体的に目標設定、計画作成、実施報告を行う省エネルギー推進の仕組みを構築し、全員参加のもとに取組を進めている。
  • 各職場から選出した委員も含めて省エネ委員会を設置し、各職場からの報告に対して検証やアドバイスを行うなど、全社的な取組を平成9年度から継続して行っている。
  • コンプレッサーについて、使用側の要求圧を厳密に把握し、生産への影響を見極めながら吐出圧の減圧を行っている。

株式会社TKX 長浜工場(長浜市)

  • 160カ所に電力計を設置したうえで部署別に電力使用量を見える化し、毎日共有している。
  • 「省エネルギー管理計画表」によって、60にわたる省エネ改善項目の計画値・実績値を管理し、削減につなげている。
  • 冷水チラーの温度設定において、生産側でエラーが出ない限界温度を探りながら緩和している。

トヨタ紡織滋賀株式会社(甲賀市)

  • 全社員の環境に対する意識付けを目的に、工程別のCO2 排出量等を把握し、環境意識を醸成する「環境道場」を設置するなど、独自の工夫を凝らしている。
  • 生産設備の省エネ対策については、不要な余熱時間を短縮し、「必要なときに必要なだけ、無駄のない」を意識した設備運転を義務付けている。
  • 生産工程からの圧縮空気「エアー漏れ撲滅活動」に力を入れており、定期点検でエアー漏れを発見したら、担当と補修期限を明確にして、札を付け、早期かつ計画的に補修できる仕組みを確立している。

株式会社日本デキシー 滋賀工場(愛知郡愛荘町)

  • 蒸気で行っていた空調加湿を純水によるミスト加湿へ変更し、施工についても自社で行うなど、独自の工夫のもとにボイラー負荷を低減している。
  • 必要箇所にブースターコンプレッサーを導入しつつ、生産への影響も検証しながら、コンプレッサーの吐出圧力低減を進めている。
  • 全社員に対する省エネ等の改善対策に関するアンケートや小集団活動、現場でのテスト結果を省エネ委員会で検討するなど、設備の管理側と現場側との連携のもとに全社的な省エネルギーを行っている。

優水化成工業株式会社 滋賀工場(草津市)

  • 高価なエネルギー管理システムに頼らず、例えば蒸気供給量等をドレン量をバケツ等で計量し把握するなど、自らの創意工夫によってエネルギー管理を行っている。
  • エネルギー別原単位を毎日把握し、可能な製品は生産日時を圧縮するなど、生産効率の向上を図っている。
  • コンプレッサ等、設備からの廃熱を回収し、乾燥や空調等、用途を工夫しながら段階的に有効利用している。

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滋賀県地球温暖化防止活動推進センター E-mail:ondanka@ohmi.or.jp