温暖化防止出前講座

2024.02.16

エネルギーって何? その働きを考えよう

 

ねらい

①家庭で使うエネルギーの種類と働きを知る
②家庭で多くのエネルギーを使っていることに気づき大切に使うことを学ぶ

 

概要

受講者数:10~20人
所要時間:30分
対 象 者:小学生以上
講座形式:おはなし
テーマ:エネルギー
使用するもの:ホワイトボード / 油性マーカー / マグネット付きカード(エネルギーカード(4枚)/ エネルギーのはたらきカード(6枚)/ 機器の写真カード(15 ~ 20 枚)/ 発電所カード(7枚)/ 燃料の種類カード(3枚)/ 丸形マグネット(赤、青、黄各 10 ~ 20 枚))

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:講座の進め方の説明(2分)
1)活動2~5で行う内容の説明を聞く

活動2:家庭で使うエネルギーの種類を挙げる(5分)(写真1)
1)最初に、家庭ではどのようなエネルギーを使い、どのような機器があるかを調べる
2)家庭で使うエネルギーには何があるか考え、エネルギーカードをホワイトボードに貼り付ける(以下、同ホワイトボードを利用)


(写真1)

活動3:エネルギーはどんなはたらきをするかを挙げる(5分)(写真1)
1)エネルギーはどんなはたらきをするのか、はたらきカード(5種類)をエネルギーカードの横に貼り付ける(エネルギーカードとのつながりはない)

活動4:家庭で使っている機器をエネルギーの種類とはたらきに分ける(10分)(写真2)
1)機器カードを1枚ずつ持って、その機器がどのはたらきをするかを考えて、はたらきの横に貼り付ける
2)1つずつ機器の使用するエネルギーが何かを考えて、丸型マグネットで色分けをしていく(赤:油、青:電気、黄:ガス)
3)次に、機器カードのマグネットの数を、電気、油、ガス別に声を出して数えて、その数をエネルギーカードの下に書く便利な電気器具をいかに多く使っているかに気づく


(写真2)

活動5:電気エネルギーはどうして作られるか(6分)(写真3)
*ここからは中学年から高学年を対象にすすめる
1)発電所の種類をあげながら、発電所カードをボードに貼り付ける
2)化石燃料(枯渇資源)エネルギー使用と自然(再生可能)エネルギー使用に発電所を分類する
3)地球温暖化防止のためには、いかに再生可能エネルギーで発電することが重要かを知る


(写真3)

活動6:ふりかえり 今日から家で実践(2分)
1)家庭では便利なエネルギーを使って快適に過ごしているが、地球温暖化を抑えるためには、エネルギーを大切にして、節約をしなくてはいけないことを理解し、家庭での機器の使い方をみんなで考える

 

著作:井上博之