温暖化防止出前講座

2024.02.16

「きのこのはなし」 “○○ボックス”滋賀県バージョン ―きのこが教えてくれる温暖化―

 

ねらい

①きのこの観察を通して温暖化がもたらす影響を知る

 

概要

受講者数:20人程度
所要時間:約20分
対 象 者:小学校高学年以上
講座形式:おはなし
テーマ:いきもの
使用するもの:○○ボックスきのこ一式

 

進行プログラム(所要時間)

活動1:講座の進め方の説明(2分)
1)きのこの実態を知り私たちの生活と密接な関係があることを知る
2)自然界のバランスの中で生息するきのこは温暖化の影響を受けやすいことを知る

活動2:きのこにはたくさんの種類があることを知る(5分)(写真1)
1)きれいな色、おもしろい形や名前、臭い、不思議さ、毒をもつ、昆虫から生えるきのこを知る
2)むやみに触らないことを知る
3)よくわからない野生のきのこは食べないことを知る


(写真1)一面

活動3:きのこの一生を知る(2分)(写真2)
1)きのこの一生を通して私たちが目にすることができるのはわずかであることを知る
2)天候や気温など自然環境の影響を受けやすいことを知る


(写真2)二面

活動4:自然界でのきのこの役割を知る(3分)(写真3)
1)きのこは植物でもなく動物でもないことを知る
2)きのこには木と共に生きる種類と森の分解者(掃除屋さん)があることを知る


(写真3)三面

活動5:温暖化がきのこにもたらす影響を知る(3分)(写真4)
1)南方系のきのこの種類を知る
2)温暖化が進むと見つけることができるきのこを知る


(写真4)四面

活動6:このきのこをみつけたら教えてね(5分)(写真5)
1)温暖化の指標とされているきのこ「オオシロカラカサタケ」を知る
2)裏側がオリーブ色で鍔(つば)があるかどうかで判定する(写真6 赤矢印部分)
3)見つけたら滋賀県地球温暖化防止活動推進センターに連絡する


(写真5)五面

 


(写真6)六面

 

きのこの写真提供:土佐洋志